パパの手首の痛み
奥様のご紹介で
産後1ヶ月半の赤ちゃんがいるパパ。
奥様がケアにこられていて、パパもいいですか?ということで、今回はパパがケアにいらっしゃいました。
どんな痛み?
赤ちゃんを抱き上げるときに親指側の手首が痛みが出ていました。
まだ月齢の小さい赤ちゃんは手の力で支えることができてしまいます。
首が据わっていない赤ちゃんだと抱っこは落とさないように、と力んでしまい思っている以上に手に力が入ってしまっていることも。
この方は過去に腱鞘炎の既往歴がありました。
一度痛めたことがある方は、手の使い方のクセがあったり癒着が残っていたりするので要注意!
抱っこのポイント
抱っこの手の使い方にはポイントがあります。
①授乳の時など親指の付け根で赤ちゃんの頭を支えない
→親指側だけを使いがちですが、手全体で操作してください
②手首に角度をつけ過ぎない
→手のひら側(掌屈)や手の甲側(背屈)に手首の角度をつけないようにしてください
赤ちゃんのお尻をトントンできるくらいフリーにしておく
③肘の近くに赤ちゃんを乗せる
→手のひらに乗せず、肘の近くに乗せると負担を軽減できます
詳しくはYouTubeで解説していますのでこちらも合わせてご覧ください!
赤ちゃんのお世話でも、日常生活動作でも働き者の『手』です。
負担の少ない使い方を覚えて、痛みを予防していきましょう!
LifeblooodのInstagramでセルフケアを紹介しています!
合わせてご覧ください。
親指の付け根や手首の痛みは、肩や肘のアライメントが関係している場合もあります。
すでに痛みになってしまっている方は、なるべく早く専門家に相談することをお勧めします。